サニブラウン・アブデル・ハキーム選手(20歳)は男子60m走と男子100m走で日本歴代1位、男子200m走では日本歴代2位の記録を保持する強豪選手です。
2020年の東京五輪では金メダルの有力候補として注目されていますね!
今回はそんなサニブラウン選手の戦歴に触れつつ、家族についても深く考察していきたいと思います。弟のハナンさんについても詳しく触れていきます。
も く じ
サニブラウンのプロフィール
生年月日 1999年3月6日
出身地 福岡県北九州市
国籍 日本
身長 190cm
体重 83kg
血液型 O型
大学 フロリダ大学
職業 短距離選手
活動期間 2013年~
サニブラウンの戦歴まとめ
今や知る人ぞ知る短距離の強豪選手であるサニブラウン選手ですが、彼が注目され始めたのは城西高校2年だった2015年の時です。
この年に出場した世界ユース選手権の200m走で20秒34を記録して優勝、なんとあのウサインボルトの大会記録20秒40を上回りました。
そして100m走でも10秒28の走りを見せ優勝しています。
当時の彼は16歳と年齢も若く期待の新星として世界中から大注目されたんですね。
その後も順調にキャリアアップしていき同年7月に行われた世界選手権大会200m走で準決勝まで勝ち進みました。
2020年現在までの主な戦績
2015年 世界ユース200m1位
世界ユース100m1位
世界選手権200m準決勝
日本選手権200m2位
日本選手権100m2位
2016年 セイコーGGP川崎100m5位 静岡国際200m2位
2017年 セイコーGGP川崎100m4位 日本選手権200m1位
日本選手権100m1位
世界選手権100m準決勝
世界選手権200m7位
2019年 日本選手権200m1位
日本選手権100m1位
世界選手権100m準決勝
世界選手権4×100mR3位(4走)
年次ベストタイム
100m
2013年 10.88中学3年
2014年 10.45高校1年
2015年 10.28高校2年 高校歴代5位(当時)
2016年 10.22高校3年 高校歴代2位
2017年 10.05
2018年 10.46
2019年 9.97
200m
2013年 21.85中学3年
2014年 21.09高校1年
2015年 20.34高校2年 日本歴代8位日本高校記録
2016年 20.54高校3年
2017年 20.32
2018年 20.64
2019年 20.08
(引用元 https://www.jaaf.or.jp/athletes/profile/abdul_hakim_sanibrown/)
如何でしょうか?どれも大変素晴らしい記録ですね!
特に2019年6月8日に行われた全米大学選手権100m走決勝では9.97というタイムを叩き出しました。
この記録は桐生祥秀選手の日本記録を0秒01更新する日本新記録です。
更に200m走決勝では20秒08という日本歴代2位の記録を樹立しています。
その後もメキメキと実力を付けていき今では東京オリンピックのメダル候補にまでなりました。
是非とも大舞台に立ってほしいですね!
サニブラウンの父母について
サニブラウン選手の国籍は日本ですがガーナ人の父親と日本人の母親との間で生まれたハーフでもあります。
父親はラティフサニブラウンさんという方で、若い頃は短距離ではありませんがアマチュアでサッカーをしていました。
運動神経にも優れていたんじゃないでしょうか!
そんなラティフさんは現在東京都内にあるスポーツバーを経営しています。
スポーツバーというとサッカーやバスケなどをテレビで観ながら皆で楽しく飲食する場所ですね。
さて母親の明子さんですが福岡県立宗像高校在学中に陸上選手をしていたそうで、100mと100mハードルではインターハイに出場するほどの実力があったのだとか!
明子さんはサニブラウン選手の将来の可能性を感じ陸上を勧め、彼は小学生3年生から陸上の世界に入りました。
走りの実力だけでなく息子さんの可能性を見抜く目を持っているなんて凄いですね。
更に彼女の知り合いには陸上クラブの主宰でアトランタ五輪走り幅跳び代表の大森誠一さんがいて、サニブラウン選手は彼のクラブに所属していました。
どうやってそんな大物と知り合ったのか分かりませんが、スポーツメーカーの勤務歴があるのでその時の伝なのかもしれません。
サニブラウン選手の弟はどんな人物か?
続いて、サニブラン選手の弟についてです。
サニブラウン選手の家族のなかでは母親のインパクトが強いですが、実は彼にはサニブラウン・アブデル・ハナンさんという弟がいます。
ハナンさんは2019年時点では中学1年生でしたので今年の4月でちょうど2年生に進級します。
お兄さんと比べるとしっかりとした顔立ちが何処と無く似ているようにも見えました。
ハナンさんもサニブラウン選手と同じガーナと日本のハーフで日本国籍を取得していますが、ガーナ国籍も取得している可能性もあります。
走りの実力は小学1年生の時に出場した陸上大会で優勝するほどだそうですが、本人は陸上よりサッカーを選びました。
両親から同じDNAを受け継いでいるならお兄さんに負けないぐらい走りの実力があるかもしれません。
例え陸上に転向しなくても将来大物になる可能性は十分ありそうですね。
画像の真ん中が弟、ハナンさんですね!

最後に
若くそして実力もあるサニブラウン選手は、まだまだ今後大きな活躍が期待されます。
彼の活躍を応援しているご家族やファンの為にも頑張ってもらいたいですね。
以上「サニブラウンの戦歴に父母の国籍や兄弟についても調べてみた!」をお伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。