失言がきっかけによって辞任になった「桜田大臣」。

この桜田大臣はこれまでに様々な失言をしてしまっているようでその内容が話題になっています。
そこで今回は桜田大臣のこれまでの失言や経歴などについてご紹介したいと思います。
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も く じ
桜田大臣のこれまで
桜田大臣の名前は「桜田義孝(さくらだよしたか)」さん。
日本の政治家としてこれまで東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事をつとめたり、パチコンチェーンストア協会の政治分野アドバイザーを務めるなど様々な活動をされていました。
桜田大臣の失言はたくさんある!
しかし、そんな桜田大臣と言えばこれまでの辞任に至るまで「失言」がよくありました。
そんな失言集をご紹介したいと思います。
汚染灰を人の住めない福島に置けばいい
2013年10月5日、福島第一原子力発電所事故で発生をしてしまった指定廃棄物の処理についての発言で失言をしました。
内容としては「原発事故で人の住めなくなった福島の東京電力の施設に置けばいい」と発言。
この失言が波紋を呼びました。
この失言について桜田大臣は「福島県全体を指したものではない」としたものの文部科学大臣の下村博文さんから口頭で注意を受けたようです。
従軍慰安婦は売春婦
2016年1月14日には従軍慰安婦に言及して「職業としての売春婦だった。それを犠牲者だったかのように宣伝工作に惑わされすぎだ」と発言。
この発言はその日のうちに撤回をされたようです。
自己紹介が…
大臣就任会見を行った際に「東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣の桜田義孝です。」と自己紹介をするはずが」東京ぱらんぴっく、ぱらぴっく、パラピック競技大会、東京パラリンピック競技大会担当大臣の桜田義孝でございます」と3回も間違えた。
さらにオリンピックも飛ばして発言してしまいました。
自分でパソコン打たない
桜田大臣は東京五輪・パラ五輪担当大臣のほかにもサイバーセキュリティ戦略副本部長として事務もしていました。
しかし、2018年11月の衆議院内閣委員会で今井議員から自分でパソコンは使っているのか?という質問に対して「25歳で独立してやっている。秘書とか従業員に指示している。自分でパソコンを打つことはありません。」と答弁。
1500億円が1500円に
2018年11月5日の衆議院予算委員会では東京大会の基本コンセプトなどを即答できずに事務方の助けを借りながら蓮舫議員からの質問などに答弁。
また大会予算の国の負担分である1500億円をなんと「1500円でございます」と言い間違えました。
蓮舫さんがレンポウさんに
2018年11月9日の閣議後の記者会見でちぐはぐな自身の答弁をしたのは蓮舫側から事前に質問通告がなかったためと主張したことについて「事実上と若干ちがう。」と撤回をして謝罪はしませんでした。
そして驚いたのが蓮舫にたいして「レンポウ」と言い間違えたこと。
これは5日の衆院予算委でも同じ失言をしてしまいました。
池江璃花子さんに「がっかりしている」
2019年2月12日に競泳選手である池江璃花子さんが白血病だと公表したことに触れたときの発言が波紋を呼びました。
「びっくりした。病気のことなので、早く治療に専念していただいて、一日も早く元気な姿になって戻ってもらいたいというのが、私の率直な気持ちだ。金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている。早く治療に専念して頑張ってもらいたい。また、元気な姿を見たい。日本が誇るべきスポーツ選手だ。最近水泳が盛り上がっていて、オリンピック担当相としては、オリンピックで水泳に期待している部分もある。1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している。」と発言。
このうちの「がっかりしている」などの発言だけがメディアで取り上げられたこともあり大きな波紋を呼びました。
石巻市が「いしまきし」
2019年4月9日の参議院内閣委員会で宮城県石巻市で3月24日に行われた東京五輪・パラリンピック関連のイベントを欠席したことに対しての質問の答弁で「石巻市(いしのまきし)」を「いしまきし」と3度に渡り言い間違えました。
東日本大震災からの復興以上に大事なのは高橋さん
2019年4月10日、東京都内で高橋比奈子衆議院議員のパーティーで挨拶したときに「(東日本大震災)復興以上に大事なのは高橋さんなので、よろしくどうぞお願いします」と震災復興をまるで軽視するような発言をしました。
桜田大臣が辞任
2019年4月10日、東京都内で高橋比奈子衆議院議員のパーティーで挨拶したときに「(東日本大震災)復興以上に大事なのは高橋さんなので、よろしくどうぞお願いします」と震災復興をまるで軽視するような発言をした同日夜に安倍晋三首相は大臣から事実上更迭する方針を固め、桜田大臣は同日辞任をしました。
桜田大臣の辞任にあたってのまとめ
桜田大臣は、とにかく答弁などで大変な失言をしてしまったり、言い間違いが多かったことでそのたびに物議を醸していました。
失言がきっかけによって辞任になった「桜田大臣」。
これまでにも様々な失言がありそのたびに物議を醸していましたが、震災を軽視するような発言や桜田大臣のその他の振る舞いはなんとも大臣らしからぬ行為ですね。