個人情報が入った神奈川県庁のハードディスクが、データの消去がされないままインターネット上に出品され外部に流出した問題で、職場から別のハードディスクを盗んだ疑いで50歳の男が逮捕された。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、東京・中央区の情報機器会社「ブロードリンク」の社員・高橋雄一容疑者です。
なぜこのような事件が起きたのでしょうか?
事件の概要を紹介したいと思います。
最後までお付き合いお願いします。
も く じ
高橋雄一容疑者が起こした事件の概要
個人情報が入った神奈川県庁のハードディスクが、データの消去がされないままインターネット上に出品され外部に流出した問題で、職場から別のハードディスクを盗んだ疑いで50歳の男が逮捕のニュースを紹介していきたいと思います。
神奈川県の行政文書を保存したハードディスク(HDD)計18個がインターネットオークションで売られ、納税に関する個人情報や職員名簿などの大量の秘密情報が流出していたことが6日、県への取材で分かった。HDDの廃棄に携わった情報機器会社「ブロードリンク」(東京都中央区)の社員の男が持ち出して出品していた。落札者側から連絡があり、県は9個を回収したが、残り9個は回収できていない。警視庁は同日、別のHDDを盗んだとして窃盗容疑でこの男を逮捕。大規模流出の実態解明を進める。
逮捕されたのはブロードリンク社員、高橋雄一容疑者(50)=横浜市旭区。逮捕容疑は3日午前6時40分ごろ、ブロードリンク消去室に保管されたHDD12個を盗んだとしている。容疑を認めている。
黒岩祐治知事は6日、記者会見し「県への信頼を揺るがせた」と謝罪。県によると、回収したHDDは縦約15センチ、横約10センチ、厚さ約2センチで、データは計27テラバイトの大容量に上る。個人の名前や住所を記した自動車税の納税記録や法人名を記した税務調査の通知、課税に関する職員名簿、県庁内部の業務記録など複数の部局が扱う文書ファイルが含まれていた。18個には主に平成25~30年度の行政文書が含まれ、保存したファイルはワードやエクセル、画像、音声が混在。総量は把握しきれないという。
HDDは県庁内の共有サーバーで使用。サーバーは富士通リース(東京都千代田区)横浜支店から借り受け、今年2月末にリース期限を迎えて外された。同社はデータの完全消去を下請けのブロードリンクに委託しており、県は4月、HDDを簡易なデータ消去(初期化)をした状態でブロードリンクに引き渡した。
その後、ブロードリンクでデータ消去を担当する技術職の高橋容疑者がHDD18個を持ち出し、ネットサイトのヤフーオークションにすべて出品。高橋容疑者は出品の事実を認め、「神奈川県庁で使われていたとの認識はなかった。小遣い稼ぎをしたかった」と話しているという。9個を落札した男性がソフトを使ったところ復元できた。未回収の9個は最大3人に落札された可能性があり、県は落札者の特定を急いでいる。
県は「物理的に破壊して消去するよう、富士通リースとの契約内容を見直したい」としている。
高橋雄一容疑者が起こした事件の経緯や犯行動機
高橋雄一容疑者が起こした事件の経緯
警視庁によると高橋容疑者は3日、社内のデータ消去室に保管されたハードディスク12個を盗んだ疑いがもたれている。
高橋雄一容疑者が起こした事件の犯行動機
高橋容疑者は「オークションで売却する目的で盗んだ」と容疑を認めているということで、犯行動機としては。
- お金目的
- 借金があった
- 遊ぶ金欲しさ
などが考えられます。
高橋雄一容疑者の顔画像やFacebook?
高橋雄一容疑者の顔画像やFacebook
高橋雄一容疑者の顔は今のところ公開されていないようです。
今後情報が入り次第、随時更新していきたいと思います。
またこちらで高橋雄一容疑者のFacebookアカウントを調査したのですが、特定までには至りませんでした。
そこで今回はFacebookの検索結果だけ紹介しておくので、気になる方はこちらから探してみてください。
→高橋雄一容疑者のFacebookアカウントの検索結果はこちらです。
高橋雄一容疑者のプロフィール
名前:高橋雄一
年齢:50歳
住所:横浜市旭区
職業:ブロードリンク社員
罪名:窃盗容疑
高橋雄一容疑者が起こした事件現場
事件現場は東京都中央区日本橋室町になります。
高橋雄一容疑者の起こした事件の世間の反応
神奈川県データ流出 HD窃盗容疑で男逮捕 #日テレNEWS24 #日テレ #ntv https://t.co/BwipPGiSu1
HDDの完全消去を行なっていれば、こんな騒ぎになり捕まる事も無かったのに。少しの手間を抜くから人生を棒に振ってしまう。データ完全削除作業なんてPCにソフトを入れて勝手にさせておけば簡単なのに— こう (@Satan_02) December 6, 2019
- 今回が初犯だとは思えないが、そもそも廃棄受け入れた数と処理した数を、全く照合して無かったのでは?
いずれにしろ、この会社の管理責任は重大だ。 - 富士通リースのずさんな丸投げ。
今回だけでなく他にもありそうで特殊詐欺とかに使われているのかもしれない。 - ゼネコン社員が実際に建物つくるわけじゃないものね。
これも富士通やその子会社の社員が、ハード破棄、
責任もってするわけじゃないものね。
途中を抜くだけ。
- 情報システムの仕事をしてますが、今回のような事件も想定してるので、廃棄する際は神奈川県がやったような初期化ではなくソフトを使い乱数をディスクに書き込む処理を最低三回してから引き渡してます。
神奈川県も少し杜撰かなと思います。ブロードリンクも営業に来たことがあるが、担当者すぐ辞めてしまったり、商談中ちょっと「?」て思う発言をされたりと、会社の体質にも問題があるのかもしれません。
- 個人の犯罪とはいえ、それを見逃してしまう社内の状況にももちろん問題があったわけで、そういう監視体制がなかったことが大きな問題。まして他社のデータを預かるなら、そんな半端なことはやっちゃいけない。
- 以前、ソフトウェア関係会社に勤めてをしていました。勤務先では[ISMS]と[プライバシーマーク]認定取得して、社内全体て年数回は点検と教育をやっていました。
悪意が有る社内からの犯罪は絶対に防げ無いと思います、破棄業者は特に[リテラシー維持向上]にどんな教育をやっていたのかな??ところで責任と処分は、
・神奈川県庁:発注元として監理責任・委託責任有るよね。
・富士通リース:法的責任は問無いのでは? 動機的には親会社が支援か。
・廃棄業者:法的動議的一番の責任。もし認定取得してたら資格停止か剥奪だな、会社経営的には無茶キツくなるな。もし、情報がネット上に流出したら数年間は残るよな〜、、、特に個人情報や県庁機密情報に関わるものって、、流出先一つ一つにデータ潰しにいくって実際できるのか? 数年間、県庁と破棄業者で、専用のネットモニター&削除部隊の体制を造らざるをえないでしようね。
- 軽い気持ちで小遣い稼ぎをしたのだろうけど、
あまりにも事が大きすぎるよ。
これは会社側の管理体制が甘かったね。 - 富士通リースが謝罪及び説明会見を行わないことに???
WEBサイトに掲載されたリリースもどこか他人事。
お役所の委託仕事は手間要らずのガッポリ儲かる的な姿勢が透けてみえる。
しかし、定期交換で廃棄予定のHDD、転売していくら懐温まるんだか(-_-;)
- でもさ、時間をおいて上手に第3者を経由すれば商売になるよね。その分値は下がると思うけど‥。
- 情報流出とかの事件が起こったら、理由は人間の場合が多い。
犯人は部外者ではなく、関係者の場合が多い。
今回も、下請け会社の社員。
モラルが低すぎる、というより、モラル自体が無い人間。
まとめ
社内のデータ消去室に保管されたハードディスク12個を盗む行為ありえません。
きちんと反省して欲しいです。
最後までお読み頂き有難う御座いました。